RAP99の基礎知識

光合成細菌RAP99の基礎知識

 

地球を支える大切な微生物「光合成細菌」


皆さんは光合成細菌という微生物をご存知でしょうか。


ヨーグルトの乳酸菌やイーストの酵母菌は聞き慣れていますが、光合成細菌は普段は耳にすることの少ない微生物だと思います。


認知度は低いのですが、実は約35億年前の酸素がない時代から地球に存在し、地球を支え続けてきた、とても重要な存在なのです。

様々な産業で応用されてきた「光合成細菌」

これまでにも光合成細菌は様々な分野において応用されてきました。

やせた土壌を肥沃化させ、農作物の生産量を増やしたり、養豚場などの悪臭除去に利用されたり、更には養殖魚の病気発生の低減、糞尿を利用した有機質肥料への転換、農作物の病害抑制や収量増加など、その有用性は非常に高く評価されています。

長年の研究によって選び抜かれた「光合成細菌RAP99」


ひとくちに光合成細菌といっても、酸素を作り出すものから硫黄を発生するものまで、数多くの種類が存在します。

弊社が数ある光合成細菌の中から半世紀以上の研究によって選び抜かれたのが「Rhodobacter azotoformans BP0899(略RAP99)」です。

長年の研究で自然環境を整えるだけでなく、体のコンディションをサポートする素材の開発にまでこぎつけることができました。

【注】RAP99の学名Rhodobacter azotoformansは、2020年4月7日に発表された学術論文”Analysis of 1,000+ Type-Strain Genomes Substantially Improves Taxonomic Classification of Alphaproteobacteria”(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32373076/)において、新しい学名Cereibacter azotoformansに変更されたことが発表されましたが、当社では新しい学名が一般に定着するまで、旧学名のRhodobacter azotoformansの使用を継続します。